以前のブログで思いのほか反響のあった『聖闘士星矢』。
まぁ、クイズだったっていうのもありますが(笑)。
あえて、そこを無視するカタチで星矢ネタです…
週刊少年チャンピオンにて好評連載中の
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』原作:車田雅美/漫画:手代木史織(以下LC)を
単行本で楽しんでおります。
元々、車田先生による新作『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』(以下ND)が、
ジャンプではなくチャンピオンで新連載の情報を受けて、
それ目当てに一時期チャンピオンを購読してました。
ところが、フルカラーで展開するNDは、いつしか不定期連載へと移行。
なので、単行本待ちとしてチャンピオンの購読をやめました。
そんなNDと同時に始まったのがLC。
こちらは毎週掲載されており、途中まで読んでいたので、
以降は単行本にて追いかけている状況です。
NDとLCはタイトルからして似ていますが、
要するに同じ題材を異なる視点から描いていると考えれば良いみたいですね。
絵はもちろん違いますし、同一人物であっても性格や設定が違う事もありますので、
どちらが正しいとかそういう事ではないみたいです。
ちなみに、タイトルに『聖闘士星矢』とありますが、星矢達は出てきません(笑)。
原作でも触れられていた、
243年前の冥王ハーデス軍VSアテナの聖闘士がメインストーリーで、
主人公はペガサスの聖衣を纏う青銅聖闘士テンマ(天馬)。
彼の幼なじみであるアローンがハーデス、その妹・サーシャがアテナとして覚醒。
狭間に立たされたテンマの葛藤や闘いが描かれており、
若き日の老師(ライブラ童虎)と前教皇だったシオンがちゃんと出てきます。
他の黄金聖闘士達も、どこか原作の黄金聖闘士達を彷彿とさせる設定で、
なかなか楽しめますよ。
もしかしたら原作ファンの方にとっては、
ある意味で絵がとっつきにくいかもしれませんが、
手代木先生の絵はとても奇麗だし、先生自身が原作ファンとあって、
雰囲気や世界観等はしっかりと守られていますから安心ですよ。
現在11巻まで発売されていますが、なんと
アニメ化も決定みたいですね。
こちらにも期待しております。